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2025.05.10オフィスの不用品回収の注意点は?快適な環境づくりに欠かせないポイントを解説

オフィスの移転やレイアウト変更、人員構成の変化などにより、使っていない机や椅子、OA機器があちこちに置きっぱなしになっていませんか?
こうした不用品の放置は、快適な職場環境や業務効率の低下を招くだけでなく、保管スペースの無駄や安全面でのリスクにもつながります。
本記事では、オフィスに不用品が増える原因や回収時の注意点、さらに不用品を増やさないための工夫として「レンタル活用」という選択肢についても解説します。
オフィス環境を整えたい担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

オフィスに不用品が溜まる原因とは?

オフィスに不用品が溜まってしまうのには、下記の原因が挙げられます。

移転、レイアウト変更、人員減少による機器の余剰

事務所の移転やフロアのレイアウト変更、事業縮小による人員の減少などは、不用品の余剰につながります。
使われなくなったデスクやチェア、PC、電話などがそのまま倉庫に保管されている、というケースは少なくありません。

処分に手間や費用がかかるため放置してしまう

法人が粗大ごみとして出すには自治体の制限も多く、手続きも煩雑です。
結果的に、「処分するのが面倒」「処分に費用がかかる」という理由で社内の一角に放置されることがよくあります。

「不用品を処分する時間がない」「処分費用がもったいない」「今後、使うときがくるかもしれない」と、そのまま放置しがちですが、不用品を保管しているスペースも、オフィス空間の一角。
賃料・空調費などのコストが発生していることを意識しましょう。
使われないオフィス用品は、見えにくいコスト増の原因になりかねません。


不用品回収の主な方法と注意点

不用品を処分する際は、コストや手間、処分ルールの違いなど、選ぶ方法によって大きく対応が異なります。
特に法人の場合、個人と比べて制約が多く、「知らずに違反していた」「余計な費用がかかった」というケースも少なくありません。
ここでは、オフィスにおける代表的な不用品回収の方法と、それぞれの注意点について詳しく解説します。

自治体に依頼して処分する

各自治体の粗大ごみ回収を利用する方法です。
ただし法人からの申し込みを受け付けていない地域もあり、回収日も限られているため実用的ではないこともあります。

リユース・買取業者に依頼する

状態が良いオフィス家具やOA機器であれば、中古市場で再利用されることもあります。
買取査定を活用することで、多少なりとも費用を回収できる可能性があります。

法人向けの不用品回収業者を利用する

もっとも手軽でスムーズなのが、法人対応の不用品回収サービスです。
回収作業を一括で任せられるため、処分にかかる作業負担を軽減できます。
パソコンや複合機などは、情報機器の処分におけるセキュリティ対応をしているかどうかも重要なポイントです。
セキュリティ対策が必要な場合は、依頼前にサービス内容をしっかり確認しましょう。

オフィス環境の快適化には「不用品を増やさない仕組み」がポイントに

不用品が増えてしまうのは、「所有することが前提」のオフィス運営が原因とも言えます。
単に今ある不用品を処分するだけでは、また時間が経てば同じ問題が起こるでしょう。
そこで注目されているのが、「増やさない仕組み」の整備=レンタル活用です。
ここでは、レンタル活用のメリットについて解説します。

レンタル活用の主なメリット

1)必要なときに、必要な分だけ使える
一時的な人員増やプロジェクトなど、期間限定のニーズに応じた柔軟な対応が可能になります。
不要になったら返却するだけなので、在庫や保管の悩みも軽減できます。

2)初期費用を抑えられる
特に高額なOA機器(複合機、プロジェクターなど)を購入するよりも、レンタルなら月額費用だけで導入可能。
資金繰りの面でも有利です。

3)故障時の対応も万全
万が一機器が故障しても、レンタル会社が修理・交換に対応するため、自社で買い替えやメンテナンスの手配をする必要がなくなります。

4)常に最新モデルが使える
短期利用を前提にすれば、陳腐化リスクを回避しやすく、業務効率の向上にもつながります。

レンタルサービスを活用することで、不要な備品の増加を防ぐと同時に、柔軟で効率的なオフィス運営が可能になります。
導入時の負担を抑えながら、必要なものを必要なときに使える仕組みは、変化の多い現代のビジネス環境に最適な選択肢です。

不用品を増やさないオフィス環境づくりのポイント

今後の不用品回収コストや保管スペースの無駄を防ぐには、「発生させない」工夫が欠かせません。
快適なオフィス環境づくりのポイントをまとめました。

定期的な棚卸と社内ルールの整備

年に1〜2回、社内の備品やOA機器を洗い出し、使用状況を確認するだけでも、無駄の可視化につながります。
部署ごとに管理担当者を決めておくと、責任の所在も明確です。

「使い切る」前提の調達スタイルへ

すぐに購入するのではなく、まずはレンタルを検討。
実際に必要な期間や人数に応じて最適な台数を選ぶことで、将来の不用品化を防げます。

【レンタル導入のおすすめタイミング】
・オフィス移転や改装のタイミング
・期間限定のイベント・展示会に対応が必要なとき
・繁忙期の一時的な人員増加に対応する際
・社員用の機器を一括導入するタイミング

レンタルと不用品回収を合わせて活用することで、「入れ替えのタイミングで不要なものは即時処分し、必要なものだけを柔軟に調達」というサイクルをつくることができます。

不用品回収業者の選び方ポイント

不用品回収を依頼する場合、信頼できる業者選びが大切です。
価格だけで判断すると、対応の質やサービス内容にばらつきがあり、かえって手間やコストが増えることもあるので、慎重に行いましょう。
ここでは、回収業者を選ぶ際に押さえておきたいポイントを整理しました。
依頼先を決める前に、ぜひチェックしてみてください。

・法人向けサービスに対応しているか(法人実績が豊富か)
・産業廃棄物処理業の許可を持っているか
・OA機器のデータ消去やセキュリティ対応が可能か
・料金体系が明確で追加費用が発生しにくいか
・スピード感のある対応が可能か

無料見積もりに対応している業者も多いため、複数社比較するのが安心です。
対応の丁寧さや柔軟さ、アフターフォローの有無なども確認しながら、自社にとって最適な業者を選びましょう。

まとめ|「回収+レンタル」でスマートなオフィス運営を

不用品の放置は、働く環境の快適さや業務効率にじわじわと悪影響を及ぼします。
処分には手間がかかると思われがちですが、信頼できる業者に依頼すれば、負担を最小限に抑えてスムーズに片付けられます。
さらに、今後の不用品を増やさないためには、「所有する」から「レンタルして使う」への発想の転換が重要です。
「必要なときに、必要な分だけ」という意識を持ち、調達と処分をセットで考えることで、コスト効率の高いオフィス運営が実現できます。
今ある不用品の処分をきっかけに、働きやすく無駄のない職場環境づくりを行い、業務効率の改善につなげていきましょう。

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